アップルストア銀座でiPhone6sのバッテリー交換をしてきました。
今年になって急にバッテリーの減りが早くなったり、急に電源が落ちるなどのトラブルが続いていて色々調べてみました。
iPhone6sのバッテリー劣化の原因
iPhone6s発売当初から使用して約3年が経ちました。
これまで何ら問題なく使用出来ていたのですが、今年になったあたりからバッテリーの保ちが悪く、充電しても急激に充電が減っていく、最終的にはブラウザを立ち上げたりアプリを操作していると急に電源が落ちるまでになってしまいました。
ネットで色々調べてみたところ以下のような原因があるそうです。
- マルチタスクでアプリを複数起動している
- 位置情報サービス(GPS)がオンになっている
- 画面の明るさが強い
- Wi-FiやBluetoothの利用頻度が高い
- アプリの通知機能、プッシュ通知機能の頻度が高い
- アプリのバックグラウンド更新、自動アップデートの頻度が高い
一般的にiPhoneのバッテリーが劣化する原因として上記が挙げられるそうですが、これ以外で最もバッテリーを劣化させてしまうのは、ライトニングケーブル等の充電ケーブルに繋いで充電したままiPhoneを使用することだそうです。
余談ですが、私はiPhone6sの内蔵バッテリーに加えて、iPhone6s純正のスマートバッテリーケースを使用しているので、それも内蔵バッテリーに負荷を与えている原因なのかなと勝手に推測していました。
一応、バッテリー交換の際に、アップルストアのスタッフに確認してみたところ、スマートバッテリーケースが内蔵バッテリーに与える負荷については、「関係性はない」とのことでした。
ただ常時充電されている状態になるので、個人的には関係性はゼロではないと思って使っています。
iPhone6sのバッテリーが劣化してしまった場合の対処法
「iPhone6s バッテリー交換」などで検索すると対処法が色々と出てくるのですが、おそらく一番検索から見られているのはAppleの公式サイトだと思います。
iPhoneのバッテリー交換の料金
iPhone のバッテリーサービス料金
iPhone のモデル | Apple 製品限定保証または AppleCare+ の保証対象 | 保証対象外 |
---|---|---|
iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR | 0 円 | 7,800 円 |
iPhone SE、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone X | 0 円 | 3,200 円* |
上記以外の対象モデル | 0 円 | 8,800 円 |
* 2018 年 12 月 31 日までの間、対象となる iPhone 6 以降のモデル(iPhone SE を含む) の
保証対象外バッテリーサービス料金を3,200 円とさせていただきます。
なお、3,200 円にてバッテリーサービスを受けられるのは
iPhone 1 台につき 1 回限りとさせていただく場合があります。
2019 年 1 月 1 日以降は、iPhone X の料金が 7,800 円に、
その他すべての iPhone モデルの料金が 5,400 円に改定されます。
保証の対象となるものに関しては費用がかからないようですが、基本的にはバッテリー交換の費用がかかるようです。
また、注意書きにもある通り、2018年内は比較的安価でiPhoneのバッテリー交換が可能ですが、2019年からは料金が改定されるようです。
僕もこの情報を知ったのはつい最近の出来事でしたので、焦って交換の予約に乗り出したことは言うまでもありません。
iPhoneのバッテリーを交換する方法
バッテリー交換については、アップルストアやアップル正規プロバイダ店に直接持ち込んで修理(要予約)をしてもらうか、配送でリペアセンターに送ってバッテリー交換をしてもらうことが可能です。
iPhoneのバッテリー交換にかかる期間
アップルストアや正規プロバイダに直接持って行く場合、今回はアップルストア銀座で修理予約をして行ったのですが、実際にバッテリー交換にかかった時間は2時間程度でした。
ただし、バッテリー交換の予約を入れるのが至難の技でした。
後ほど記載します。
ちなみに、配送でバッテリー交換を行う場合は、1週間程度かかるのでしょうか?
1週間も携帯使えなくなると思うと日常生活に支障をきたすので、ちょっと想像しづらいです。
大体の人は持ち込み修理が多いのではないかと思います。
iPhoneのバッテリー交換を持ち込みで予約する
これがスタンダードな交換方法なのかなと思います。
ちなみにですが、先ほども料金の項目に記載した通り、バッテリー交換の費用が2019年より改変になるため、アップルストア、正規プロバイダ、東京都内の店舗は大変な混雑です。
バッテリー交換だけではなく、一般的な破損や修理もあるため、混み合ってるという状況です。
一応持ち込みにも方法が二通りあり、予約なしで持って行く方法(時間に余裕がある方のみ推奨)か、予約して持って行く方法(いずれにしても時間に余裕が必要)があります。
iPhoneのバッテリー交換を持ち込みで行うための手順
今回のバッテリー交換を持ち込みで行なった手順としては、
iPhone のバッテリーと電源 – Apple サポート 公式サイト
- こちらの公式サイトから「バッテリー交換を申し込む」ボタンから入っていただき、「持ち込み修理」の項目をクリック。
- 「Apple IDを使ってサインイン」からIDとパスワードを入力してログイン。
- 数字6桁の「Apple確認コード」を求められるのでそれを記入してログイン。
- 画面が切り替わって、現在地から最寄りのアップルストアや正規プロバイダを検索するマップが開きます。
この中から最寄りのアップルストアか正規プロバイダを選んでいただくのですが、ここからが難儀です。
おそらく適当なショップを選んでクリックすると、下記のような表示が地図上に出てきます。
通常であれば、横並びで表示されているカレンダーの日付の中から日時を選んで予約することが可能なのですが、上記の通り、「この修理拠点には、予約可能な日時がありません。」と表示され、日付をクリックできないようになっています。
どの店舗を押しても全く同じ状況が続きます。
店舗に直接電話して問い合わせもしましたが、音声ガイダンスにたらい回しにされ、ただただ時間を浪費する羽目になります。
iPhoneのバッテリー交換で予約できない時の対処法
色々と調べてわかったことなのですが、時間を置いてログインするとわずかではありますが、予約の空きが開放されるとのことで、それならば、ブラウザをひたすら更新して、絶妙なタイミングで空きを見つけて予約をねじ込むしかないという野生的な方法に至りました。
2時間くらい狂ったようにブラウザの更新を続けました。
しばらくすると、上記の画像のように、予約可能日が表示されるようになります。
それが表示されたらあとは大至急クリックをして、予約をねじ込むのみです。
時間が表示されている部分を押すとそのまま予約が完了します。
ちなみに、夕方の時間にこれをやると予約が入りやすいという噂もあります。
ですが、上記の通り、店舗側の混雑を避けるために、ちょっとずつ小出し小出しで予約時間を開放するため、根気と忍耐力が必要になります。
予約が完了したらあとはその日時に指定の場所に行くだけです。
予約が最大の山場となります。
iPhoneのバッテリー交換を行う当日にすること
iCloudへのデータのバックアップは忘れずに行なってください。
アップルストア銀座であれば、フリーWi-Fiがあるので、予約より早めに店内に行って時間ギリギリにバックアップを行うのでも良いかもしれません。
僕は朝一で自宅でバックアップを行い、アップルストア銀座でもバックアップをダブルでやっておきました。(念には念を)
iPhoneのバッテリー交換を行う当日の持ち物
言わずもがな、iPhone本体は必須です。
あとは身分証明が必要になります。
僕は運転免許証を持って行きました。
感想
元々3、4時間程度かかるものを想像して店舗に行ったところ、2時間程度で完了。(店舗によって状況は違うのかもしれないです)
手続きや説明もかなりスムーズでした。
バッテリー交換にかかった費用も3,456円(税込)だったので、機種変更に比べても安価で済んだという印象です。(iPhoneXSに機種変したい)
もし本当にバッテリー交換で悩んでる方がいるのであれば、わずかな価格差ではありますが、年内に済ませた方がお得だと思います。
バッテリーは消耗品なのでまたそのうち劣化してくるとは思いますが、これでまたしばらくいちいちバッテリーに悩まされずに済むと思えば安いもんです。
個人的には耐久性の高いライトニングケーブルも検討して大事に使っていきたいと思います。